国際会議NICOGRAPH InternationalにおいてCGリサーチメンバーの論文が採択/委員長に石川知一が就任

このたび、プロメテック・ソフトウェア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役会長:藤澤智光、以下「プロメテック」)のCG研究機関である「プロメテックCGリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)のメンバーによる論文がNICOGRAPH International 2023において採択されました。

NICOGRAPH internationalは、芸術科学会主催のCGやマルチメディア分野において長い歴史をもつ国際会議です。採択された論文は2件で、2023年6月9日~10日に開催される同国際会議で発表するほか、プロメテックCGリサーチメンバーの石川知一(写真・右)が委員長を、土橋宜典が名誉委員長を務め、岩崎慶が基調講演を行います。

【採択論文】

■ Collision Detection between Spheres and B-spline Surfaces using Distance Functions from Curves
西田友是(プロメテックCGリサーチ所長)&中村優菜(プロメテックCGリサーチインターン)

​■ Efficient Visualization of Parameter Space for Rendering Translucent Objects
鈴木りえる(北海道大学)& 土橋宜典(プロメテックCGリサーチ副所長)

【基調講演】

■ Photorealistic Rendering using Real-world Lighting and Materials
岩崎 慶(プロメテックCGリサーチ研究員:埼玉大学)

NICOGRAPH International 2023 プログラムはこちら
URL: https://www.art-science.org/nicograph/nicoint2023/#nicoint2023-program


プロメテックCGリサーチについて

プロメテックが所管するコンピュータグラフィックス研究所「プロメテックCGリサーチ」は、コンピュータグラフィックスの研究開発、新たなコンテンツ・サービス等の開発を進める研究機関です。プロメテックはこれまでも、「Computational Reality -計算科学でつくるよりよい未来」をビジョンとして、シミュレーション技術を中心に、CGやAIといった関連分野においても様々な新しい技術の開発に取り組んでまいりました。「プロメテックCGリサーチ」の所長である西田友是氏は、CG界のノーベル賞とも呼ばれているスティーブン・A・クーンズ賞(The Steven A. Coons Award)をアジアで唯一の受賞した研究者です。西田氏が考案した「ラジオシティ法」は、今や全てのコンピュータグラフィックス作品やゲームソフトに用いられる基盤技術となっています。今後も豊富な経験を背景として、精力的な研究活動を続けてまいります。

プロメテックCGリサーチに関する詳しい情報は、下記Webサイトをご覧ください。

Prometech CGリサーチ Webサイト

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