2024年1月29日発行 |
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いつも大変お世話になっております。プロメテック・ソフトウェアです。 本号では、プロメテックの解析コンサルティングサービスのご紹介と、粉体解析コラムの第2回をお届けします。
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CAE-解析ツールで成果を出すためには、解決したい課題に合ったツールを選定し、その上で適切に運用していくことが非常に重要です。
とはいえ、導入前にそれらを見極めるのは非常に難しいことですよね。
プロメテック・ソフトウェアでは、導入前のお客様に対し、「受託解析」や「解析コンサルティング」をご提案しています。
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プロメテック・ソフトウェアの受託解析・コンサルティング
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お客様の解析課題をお伺いし、実際の解析モデルをご提供いただいた上でプロメテック・ソフトウェアのエンジニアがParticleworks/Granuleworksを用いて解析を行い、解析報告書として結果をまとめ、レポーティングさせていただきます。
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導入前のお客様
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Particleworks/Granuleworksの機能で貴社の「解析課題に対するアプローチが可能か」、「解析にどれくらいの時間がかかるのか」…などなど、自社運用時をイメージできるような結果をお渡ししますので、導入前の検討・評価に最適です。
直近のソフトウェア導入予定がない場合も、「粒子法や離散要素法の解析を試してみたい!」、「自社で実施した他のシミュレーション結果と比較したい」、というようなご要望があればご相談ください。
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すでに導入済のお客様
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こちらのサービスは、すでに自社にParticleworks/Granuleworksを導入済みの企業様にもご活用いただけます。「難易度の高い解析の設定を自社内でやる時間がない」、「大規模解析を流したいが、自社の解析環境では時間がかかりすぎる…」など、ニーズに合わせて社内の解析と両輪でご活用いただくことで、解析効率を最大限まで高めることが可能です。
急ぎの解析などのご相談も大歓迎ですので、まずはご相談ください。
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今回は、粉体シミュレーションと切っては切れない関係である「安息角」についてご紹介します。
ある粉体を、砂時計のように地面のある一点に落としてゆく様子をイメージしてください。
このようにして粉体を積み上げた時、山の斜面が崩れる(滑る)ことのないギリギリの角度のことを「安息角」と呼びます。
安息角が大きい=流動性が低い
小麦粉のように粒子が細かく粒子間付着力の高い粉体であれば、高い山ができる
安息角が小さい=流動性が高い
ガラスビーズのように付着力の低い粉粒体であれば、山はほとんど形成されない
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このように、粉体を構成する粒子の大きさ、形状、付着力などによって異なることから、粉体工学において、安息角は粒子の流動性を示す指標のひとつとして用いられています。
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シミュレーションと安息角
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シミュレーションで現実に近い(=精度の高い)結果を出したい場合、材料物性値の入力は欠かせません。
金属や液体といった”連続体”であれば材料データベースも豊富に存在し、データベースの値を適用すればそれで済むのですが、前回のコラムでご紹介した通り、粒子の”集合体”である粉体材料には、基本的にデータベースは存在しません。
では、どのように粉体のシミュレーションを行うのでしょうか?
ここで登場するのが安息角です。
粉体シミュレーションでは、解析前の下準備として、解析したい粉体の安息角を用いて、安息角が実測値と合うようなパラメータを探す(チューニング)という手法がよく使われるのです。
上記のようなテクニックが必要となるため、他の解析と比べて「難しい」というイメージを持たれがちな粉体シミュレーションですが、弊社では、初めて導入するお客様向けのトレーニングコースもご用意しております。伴走支援体制も万全に整えておりますので、粉体解析にご関心をお持ちであればお気軽にご相談ください。
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