プロメテックCGリサーチ、CG分野の学術研究シンポジウム 「Visual Computing 2024」で多数の論文を発表
このたび、プロメテック・ソフトウェア株式会社(本社︓東京都文京区、代表取締役社長兼CEO 鈴木 崇彦、以下「プロメテック」)は、 2024年9月10日から12日に開催される国内最高峰のコンピュータグラフィックス(CG)および関連分野の学術研究シンポジウム「Visual Computing 2024」において、当社のCG研究機関「プロメテックCGリサーチ」のメンバーが論文発表を行うことをお知らせいたします。発表者および論文タイトルは下記の通りです。
■ 口頭発表(論文 Short 10分)
セッション | タイトル | 発表者 (*CGリサーチメンバー) |
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流体 | 地形外力のフィードバック制御によるSPH定常流体の局所的な動き編集 | 木村 悠希, 土橋 宜典*, 佐藤 周平* |
流体 | 流体シミュレーションに基づくスケッチベースのセル画調の炎のアニメーション | 新重 俊樹, 土橋 宜典* |
画像 | 二色型色覚の弁別力を可視化できる色覚異常シミュレータ最終提示色の 修正手法 | 盧 承鐸*, 柿本 正憲* |
衝突・交差 処理 | 距離関数を用いたBスプライン曲線の交差および近接判定 | 西田 友是*, 中村 優菜* |
■ ポスター発表(9月10日 16:30 – 19:00)
タイトル | 発表者 (*CGリサーチメンバー) |
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テキスト駆動の煙シミュレーションに向けた一実験 | 西原 美都, 市村 侑大, 佐藤 周平* |
動的フォトニック構造体のビジュアルシミュレーションに向けた一実験 | 増渕 薫乃, 中本 啓子, 佐藤 周平* |
複数のシャボン玉による所望の形状への制御シミュレーションに関する一実験 | 西尾 育峰, 佐藤 周平*, 櫻井 快勢 |
知覚サイズを考慮したVR空間キャプチャ画像の自動部分拡大手法 | 高橋 まりな, 石川 知一* |
所望の形状を持つ結晶の生成手法に関する一実験 | 桐原 暖人, 佐藤 周平*, 土橋 宜典* |
感性評価に基づいた化粧品容器デザイン補助手法の提案 | 長谷川 聖那, 石川 知一* |
「Visual Computing 2024」は、未来のコンピュータグラフィックス(CG)技術の発表の場であると同時に、産学の垣根を超えて技術者、研究者、クリエイターの皆様が交流する学術会議です。
「Visual Computing 2024」の詳しい情報は、下記Webサイトをご覧ください。
https://visualcomputing.jp/vc2024/
■ 開催概要
日程 | 9月10日(火) 16:30 – 19:00 |
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会場 | 東洋大学赤羽台キャンパス 情報連携学部 INIAD HUB-1 |
主催 | 画像電子学会 Visual Computing研究会、情報処理学会 コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会、映像情報メディア学会 映像表現&コンピュータグラフィックス研究会 |
共催 | 東洋大学情報連携学部 |
プロメテックCGリサーチについて
プロメテックが所管するコンピュータグラフィックス研究所「プロメテックCGリサーチ」は、コンピュータグラフィックスの研究開発、新たなコンテンツ・サービス等の開発を進める研究機関です。プロメテックはこれまでも、「Computational Reality -計算科学でつくるよりよい未来」をビジョンとして、シミュレーション技術を中心に、CGやAIといった関連分野においても様々な新しい技術の開発に取り組んでまいりました。「プロメテックCGリサーチ」の所長である西田友是氏は、CG界のノーベル賞とも呼ばれているスティーブン・A・クーンズ賞(The Steven A. Coons Award)をアジアで唯一の受賞した研究者です。西田氏が考案した「ラジオシティ法」は、今や全てのコンピュータグラフィックス作品やゲームソフトに用いられる基盤技術となっています。今後も豊富な経験を背景として、精力的な研究活動を続けてまいります。
プロメテックCGリサーチに関する詳しい情報は、下記Webサイトをご覧ください。
Prometech CGリサーチ Webサイト