西田所長がネルソン教授とともにSIGGRAPH History Projectのインタビューを受けました

「SIGGRAPH History Project」の一環として行われるコンピュータグラフィックス(CG)界の歴代著名人インタビューとして、2019年7月31日(水)に、プロメテックCGリサーチ所長の西田氏とCG分野のパイオニアとして世界的に著名なネルソン・マックス教授(ともにスティーブン・A・クーンズ賞受賞者)の対談収録が行われました。

インタビューでは、主に以下のような内容が展開されました。

  • CGを始めたきっかけ: ネルソン氏はハーバード大学の学部生のとき、西田氏は広島大学の卒研
  • SIGGRAPHの最初の参加: ネルソン氏は1970年、西田氏は1982年から
  • 互いに知り合った時期: 1983年に広島大学を訪問
  • 研究の共通点: 照明モデル、自然物の表示
  • 日本と米国の研究体制の違い
  • ネルソン氏の1981年の動画Carla’s Island (1981): 世界的に初めての自然物を扱う動画。まだカラーフレームバッファーがなく、モニターに画像が見えない時代にフイルムに焼き付けていた。西田氏はこの動画が刺激になり、雲や水など自然物の研究を開始した。

こちらの様子は、CGの歴史上の人物としてSIGGRAPHにて映像保存される予定です。

SIGGRAPH History Projectでの歴代著名人インタビュー収録風景
(左:SIGGRAPHのスティーブン・A・クーンズ賞受賞者であるプロメテックCGリサーチ所長 西田氏、右:ネルソン・マックス博士)
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